７月のデータ分析 - ホントに実践！インターネットマーケティング

　　メールマガジン　ホントに実践！インターネットマーケティング

　　　　　　　　　　　　　　　2000/08/10（毎週木曜日発行）　1,025 部

　　第１２回　７月のデータ分析
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□　ご挨拶
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みなさま、こんにちは。

おかげさまで、このメルマガも発行部数千部を超えました！
ご購読いただきまして、誠にありがとうございます。

千人以上の方々が毎週読んでくださっていることを肝に命じ、今後もいろいろ
なお話をご紹介していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて今回は、直近の７月の統計データをいろいろな切り口でご紹介していきま
す。
６月の統計データとは大きく異なりますので、その解説も加えました。

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■　総数
■

まず最初に、7/1～7/31 の総数をご紹介します。

　　トータル訪問者数　　　　　　： 9,837（スタートからの累計： 32,990）
　　トータルページビュー数　　　：105,872（スタートからの累計：250,287）
　　リンク先ショップへのアクセス： 1,547
　　商品情報のリンク先へアクセス： 840

なんと「買物じょうず」スタート以来初めて、トータル訪問者数が前の月より
減少してしまいました。
（考えられる理由は少し後でお話します。）

逆にそれ以外は、約1.5倍増です。（感謝！）

トータルページビュー数の増加から滞在時間が長くなってきたことが、そして
リンク先へのアクセス増から「買物じょうず」の機能がうまく活用されてきた
ことがわかります。

リンク先へのアクセスが多くなったということは、法人メンバー様にとっては
広告効果が大きくなってきているということです。
より多くの参加、そしてよりたくさんの情報提供（＝広告・宣伝）をお待ちし
ております。

　

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■　来訪元分類
■

　　来訪元の分かる訪問者数　　　　　　　：3,489名

　　そのうち
　　　　プレゼント紹介サイトから来訪：約37%
　　　　検索サイトから来訪　　　　　：約25%
　　　　ＳＯＨＯサイトから来訪　　　：約19%
　　　　ランキングサイトから来訪　　：約 7%
　　　　雑誌系サイトから来訪　　　　：約 3%
　　　　まぐまぐから来訪　　　　　　：約 2%
　　　　その他から来訪　　　　　　　：約 7%

プレゼント紹介サイトからの訪問者が多いことは６月までと同じですが、新た
に検索サイトからの来訪が大きく増えました。
（６月までは少なかったので「その他」に分類していました。）

実は、７月前半に検索サイトの登録内容等を見直して修正したのですが、その
効果がはっきりと出たようです。（驚異的です！）
これについては、もう少し調査して後日詳しくお話する予定です。

なお「雑誌系サイト」というのは、「買物じょうず」を掲載してくださった雑
誌「YAHOO! Internet Guide JAPAN」のサイトからの訪問だけで、雑誌を見て
直接ＵＲＬを入力して訪問してくださった方は含まれていません。

　

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■　雑誌掲載効果
■

当初、雑誌掲載効果は雑誌の発売(6/28)後１週間くらいに集中すると予想し、
効果を測るためにわざわざ他のプロモーションを 7/6 以降に遅らせました。
（トータル訪問者数の減は、それが響いたような気がします。）

ところが上記「雑誌系サイトから来訪」を時系列に調べてみると、集中してい
ないのです。
つまり、効果は短期集中型ではなく長期継続型のようなのです。
（なんと、現在もそちら経由の訪問があります）

おそらく

　　購入する → 読む → アクセスする

の間隔が、人によってバラバラなのでしょう。
（「積ん読」という言葉もありますしね。）

そのため、下記のような５日ごとのトータル訪問者数の推移にはっきりと効果
があらわれると予想していたのですが、空振りだったようです。

　　6/26～6/30： 725
　　7/ 1～7/ 5： 904
　　7/ 6～7/10：1743
　　7/11～7/15：2054
　　7/16～7/20：1811
　　7/21～7/25：1700
　　7/26～7/31：1625

まだ１誌なので一般的かどうかは断言できませんが、少なくとも今回は、

『雑誌掲載効果は一気にじゃなくて長期間じわりじわり』

という結論でした。

なお前にもお話しましたが、厳密に雑誌掲載効果を調べるためには、掲載雑誌
ごとにＵＲＬを変えるしか方法がありません。
そんな我儘は、タイアップ効果共同調査等の目的が無い限り、編集者に断られ
るでしょうけど。

　

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■　大カテゴリー別関心度
■

それでは、「買物じょうず」の利用者がどういった分野に関心があるのかを見
てみしょう。参考までに６月のデータも括弧内に示します。

　　食品　　　　　　　　　21.93%　(16.33%)
　　コンピュータ周辺機器　14.78%　(22.69%)
　　ＡＶ機器　　　　　　　14.65%　(14.27%)
　　家電　　　　　　　　　14.04%　(12.37%)
　　生活　　　　　　　　　12.39%　( 7.52%)
　　コンピュータ　　　　　 8.84%　(11.63%)
　　ファッション（女性）　 6.84%　( 8.01%)
　　ファッション（男性）　 2.97%　( 2.80%)
　　スポーツ・健康　　　　 1.61%　( 1.95%)
　　その他　　　　　　　　 1.18%　( 1.71%)
　　サービス　　　　　　　 0.78%　( 0.84%)

食品と生活関連用品つまり日常使うものが、躍進しました。
食品が急激に増えたのは、雑誌のカーツ佐藤氏のコメントの効果というのは、
考えすぎ？

　

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■　小カテゴリー別関心度
■

次に、もう少し細かく見てみましょう。括弧内は６月のデータです。

　　ビール・発泡酒　　　　　　 7.90%　( 4.71%)
　　デジタルカメラ　　　　　　 7.73%　(12.65%)
　　エアコン・除湿機等　　　　 6.28%　( 4.87%)
　　衛生　　　　　　　　　　　 5.75%　( 2.36%)
　　プリンタ　　　　　　　　　 4.99%　( 9.01%)
　　お米　　　　　　　　　　　 4.73%　( 5.25%)
　　食品その他　　　　　　　　 4.28%　( 3.72%)
　　テレビ　　　　　　　　　　 4.17%　( 4.24%)
　　紙類　　　　　　　　　　　 4.11%　( 2.49%)
　　水・お茶・ソフトドリンク　 3.88%　( 2.22%)
　　Ｗｉｎノート　　　　　　　 3.77%　( 3.29%)
　　ビデオカメラ　　　　　　　 3.34%　( 4.24%)
　　ＦＡＸ　　　　　　　　　　 3.17%　( 2.83%)
　　Ｗｉｎデスクトップ　　　　 3.16%　( 4.58%)
　　ボディーケア　　　　　　　 2.88%　( 1.59%)
　　携帯オーディオ　　　　　　 2.46%　( 2.26%)
　　スキャナ　　　　　　　　　 2.26%　( 3.44%)
　　ＤＶＤプレーヤー　　　　　 2.18%　( 2.16%)
　　家電その他　　　　　　　　 1.52%　
　　ウイスキー・ワイン　　　　 1.52%　
　　商品選択回数計　　　　　　23760回 (15958回)

ビール、エアコン・除湿機等といった季節商品の伸びが著しいことから、「買
物じょうず」がリアルタイムに消費を反映しているということが、わかってい
ただけるかと思います。

　

■
■　商品の人気ランキング
■

それではビール・発泡酒の人気ランキングを見てみましょう。

　　キリン　　　　淡麗 350ml １箱（24本）　　　　　　　0.56%
　　アサヒ　　　　スーパードライ 350ml １箱（24本）　　0.54%
　　サントリー　　マグナムドライ 350ml １箱（24本）　　0.48%
　　キリン　　　　一番絞り 350ml １箱（24本）　　　　　0.40%
　　サントリー　　モルツ 350ml １（24本）　　　　　　　0.37%
　　サッポロ　　　冷製辛口缶　（350ml×24本）　　　　　0.36%
　　サッポロ　　　ブロイ 350ml １箱（24本）　　　　　　0.35%
　　キリン　　　　ラガー 350ml １箱（24本）　　　　　　0.32%
　　サントリー　　マグナムドライ 500ml １箱（24本）　　0.31%
　　キリン　　　　淡麗 500ml １箱（24本）　　　　　　　0.29%

みなさまの実感では、このランキングは実際の売上ランキングに近いと思われ
ますか？
もし酒販店のかたがこのメルマガを読んでいらっしゃったら、ぜひメールでお
話をお聞かせください。

　

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■　ショップ訪問ランキング
■

それでは最後に、リンク先ショップへのアクセスです。

７月は1547回、６月は911回ですので、着実に増加しているのがわかっていただ
けると思います。

そして下記のランキングは、６月同様「買物じょうず」の法人メンバー様のみ
を対象にしております。

　　ピーシーヘビー　　　　　　　　 26
　　エイテック　　　　　　　　　　 22
　　テレコムショップ・楽天　　　　 21
　　マィティショップ銀座　　　　　 14
　　ミュー　　　　　　　　　　　　 14
　　沖縄市場　　　　　　　　　　　 13
　　e-Silver　　　　　　　　　　　 9
　　NEWS American Market　　　　　 9
　　熊本の質屋 おやま商事　　　　 8
　　米処 うつくしま　　　　　　　 8
　　法人メンバー様サイト総訪問数　256

驚くべきことに、６月と７月の両方にランクインされたのは、エイテック様だ
けでした。
そして調査の結果、６月にランクインされた法人メンバー様のうち、７月にも
追加登録してくださったのはエイテック様だけということがわかりました。

つまり、新鮮な情報のほうがアクセス数がアップするということのようです。
法人メンバー様、ぜひ追加登録をお願いします。

なおここには、以前ご紹介した「法人メンバー様の紹介」ページからのアクセ
スはカウントされていません。
そちらかのアクセスも加えると、「買物じょうず」登録によりアクセスが大き
くアップした法人メンバー様も多いのではないでしょうか。

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□　次回の予告
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みなさま 8/9(水) の日本経済新聞夕刊はご覧になりましたでしょうか？
一面トップに、『価格比較サイト続々登場』という記事が載っていました。
（http://www.nikkei.co.jp/news/main/20000809CVVI150309.html でも抜粋を
　読むことができますので、まだのかたはどうぞ。）

内外のベンチャーおよび国内大手が、続々参入してきているとのことです。
そして紙面のほうには、わざわざ『価格比較サイト』の説明文まで載っていま
した。

その記事のなかで「買物じょうず」が紹介されていないのは、力不足以外の何
ものでもないと自覚しておりますが、それにしても海外のベンチャーまで参入
とは．．．。

そこで、次回のテーマは「価格比較サイトの比較」です。

「買物じょうず」を含め、各ビジネスモデルを紹介、そして比較してみる予定
です。

タイムリーな話題をすぐに取り上げられるのも、メルマガのいいところですね。
どうぞお楽しみに。

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□　「買物じょうず」の今
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これまでこのコーナーでは、本編と今現在の「買物じょうず」の時間差を埋め
る目的でいろいろな話をご紹介してきましたが、ついに本編が「今」に追いつ
きましたので、このコーナーは目的を終え、終了となります。

これからは本編がほぼリアルタイムで進んでいきますので、どうぞよろしく。