メールマガジン ホントに実践!インターネットマーケティング
2014/10/31発行 まぐまぐ 1,259部 + メルマ! 47部
第122回 アクセスが増えすぎてサーバーを引っ越したサイトの共通点
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□ ご挨拶
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こんにちは!
ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、
ありがとうございます。
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■■ アクセスが増えすぎて制限された → サーバー引っ越し
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当社が提供している、ホームページ引越し代行サービスは、
https://sitemove.surv.co.jp/
・ウェブサイト(ホームページ)を置いているレンタルサーバーの
料金を見直してみましょう
・もし、割高なレンタルサーバーを使っていたら、サイトの規模に
合ったレンタルサーバーに移転(引っ越し)しましょう
・引っ越し料金はかかりますが、それでも、トータルで運営コスト
を削減できます
というコンセプトで始めたものです。
おかげさまで多くのお客様にご利用いただいているのですが、最近、
そのコンセプトとは真逆の、
・アクセスが増えすぎて、レンタルサーバー会社から制限された
・アクセスが増えすぎて、表示が遅くなって耐えられない
といった問題を解決するために、より高性能(高価)なサーバーに
アップグレード移転するサイトが増えてきました。
(補足)
通常、レンタルサーバーは、同じレンタルサーバー会社の別プラン
にアップグレードする場合でも、移転作業が必要になります。
アクセスがなかなか増えなくて困っている多くの方々にとっては、
「それって、羨ましい」
「いったいどんなサイト?」
と、大いに興味を持たれると思われます。
守秘義務もありますので、サイトのURLや、「○○のサイト」と
具体的な名前を挙げることはできませんが、
今回は、それらのサイトの「共通点」を、ご紹介したいと思います。
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■■ サーバーをアップグレードするサイトの共通点(1)
■
【一にテーマ、二に大好き、三、四がなくて、五にタイトル】
さすがにどのサイトも、
「このテーマ(分野)なら確かに、需要は、そうとう多いな」
と納得できるテーマです。
(その分、ライバルも多いわけですが)
しかも、サイト運営者が、
「そのテーマを、好きで好きでたまらなそう」
「仕事と趣味の境目は、ほとんど無いんだろうな」
と、感じられるサイトばかりです。
誰しも大きな需要があることをを納得できるテーマ(分野)ですか
ら、類似のサイトは、それこそ山のようにあります。
でも、
「個人的には、そんなに興味ないけど、仕事だから作った」
というページと、
「みんな、見て見て、好きだから、こんなページ作ったよ!」
というページでは、
さすがに、質(しつ)が違います。
それがリピーターの有無につながり、アクセスの多寡に反映されて
くるのでしょう。
そして、各ページの「タイトル」も、さすが、秀逸です。
そのときどき(タイミング)に、GoogleやYahoo!で検索されそうな
ワードを含んでいて、且つ、興味がわいてクリックしたくなるタイ
トルになっています。
意識してそうしているのか、好きだから当然そうなるのか、聞いて
はいませんが、おそらくどちらもでしょう。
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■■ サーバーをアップグレードするサイトの共通点(2)
■
【ボリューム、そして頻度】
どのサイトも、質(しつ)が高いのですが、それに加えて、
ボリューム(ページ数・ページ内の文字数)も凄いです。
たとえば、ある MovableType で作られたサイトは、パソコン用の
ページだけで、2,000ページ以上ありました。
(ほぼ同じだけの数のスマホ用ページもありました。)
その圧倒的なページ数からすると、総ページ数が100にも満たない
サイトで、アクセスが少ない云々は、そもそも言っちゃいけない
ような気もしてきます。
また、ある WordPress で作られたサイトは、スタートからわずか
半年足らずで、サーバー会社から制限をかけられたそうですが、
その間の記事数は、約300本(300ページ+α)。
ほぼ毎日1~2本、質(しつ)が高い記事をアップし続けた
(新しいページを作り続けた)結果、ということになります。
その頻度からすると、「月に1回ちょっと更新するだけ」のサイト
のアクセスが少ないのは、「そりゃ当然」としか言えませんよね。
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■■ サーバーをアップグレードするサイトの共通点(3)
■
【適切に設定されたCMS】
そして、トータル2,000ページとか、半年で300ページとかを、
実現するために必須なのが、
SEOの最低限のルールを守ったうえで、適切に設定された、
CMS(コンテンツ管理システム)
ということになります。
上の例で言えば、適切に作られた、MovableType や WordPress
です。
HTMLだけで、それだけの規模のサイトを維持し続けるのは、どう
考えても不可能ですから。
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■■ 最後に
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アクセスが増えすぎてサーバーをアップグレードしたサイトは、
テーマ(分野)も様々、見た目も内容もまったく異なりますが、
今回ご紹介した3つだけは、すべてに共通していました。
Yahoo!ニュース等に取り上げられて一時的にアクセスが激増する
(通称・ヤフー砲)というケースもありますが、
継続的にアクセスを増やすのであれば、上記は、今では、
アクセスアップの必要条件と言っても良いかもしれません。
(補足)
アクセスを増やすには、継続的に広告を出すという手もあります。
場合によっては、今回ご紹介した3つよりも、コストはかからない
ことだってあるかもしれません。
ただ今回は、広告を一切出していないサイトの例でした。
最後になりますが、
最近、HTMLで作られた既存のサイトを、デザイン等はそのままで、
CMS化したい、という依頼をいただくことが増えてきました。
理由は、今回の共通点(3)と同じです。
興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
(後略)